医療費控除について
被保険者とその家族が1年間（1月〜12月）に支払った医療費の合計額が一定額を超えた場合には、税務署に確定申告をすると医療費控除として所得から差し引くことができ、税額が軽減されます。
控除の対象となる主な医療費
- 保険医療機関等に支払った治療費
- 治療や療養に必要な医薬品の購入費
- 入院時の食事療養の自己負担や差額ベッド代
- 歯科の保険適用外の費用
- 妊娠中から産後までの診察代と出産費用
- 6か月以上寝たきりの人のおむつ代で医師の証明書があるもの
- はり、きゅう、マッサージ、柔道整復師の施術代
- 訪問看護ステーションの利用料
- 介護保険法に基づく居宅サービスを受ける際の自己負担等
控除の対象とならない主な医療費
- 健康診断、人間ドックの費用
- ビタミン剤など治療に関係ない医薬品の購入費
- 入院時の身のまわりのもの（寝巻きや洗面具など）の購入費
- 入院時、治療に関係なく本人の希望でとった出前の代金や特別室料
- 単なる疲労回復のためのはり、きゅう、マッサージ、柔道整復師の施術代
控除額の計算のしかた
申告の手続き
確定申告書に必要事項を記入し、税務署に提出してください。その際、医療費の支払いを証明する領収書や給与の源泉徴収票などが必要となります。
詳しくは、最寄りの税務署にお尋ねください
