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健康保険の給付

医療費通知と明細付き領収書

保険医療機関等の窓口で3,000円を支払った場合、実際には10,000円の医療費がかかっています(※)。残りの7,000円は、皆さんが納めた保険料を財源とする健康保険から保険医療機関等へ支払われています。この貴重な財源を大切に使っていただくためにも、実際にかかった医療費の総額を「医療費通知」という形でお知らせしています。

もしも、医療費通知に記載されている内容と、実際に保険医療機関等の窓口で支払った金額や受診日数などに違いがあった場合には、健康保険組合までご連絡ください。

※義務教育就学前(6歳に達する日以降の最初の3月31日まで)、70歳以上75歳未満の人、後期高齢者医療制度の対象者を除く

医療機関からの明細書を確認しましょう

保険医療機関等にかかり、会計をすませると明細付きの領収書が発行されます。この明細書では、診察料、投薬代、注射代、処置代、画像診断料など自分が受けた診療内容とその費用を確認することができます。

健康保険組合から「医療費通知」が届いたら、明細付きの領収書と照らし合わせてみましょう。こうした確認をすることで、受診の際のコスト意識が高まります。

また、確定申告(医療費控除)の際にも領収書が必要になりますので、整理して保管しておくとよいでしょう。